| 8 月 22 日(金) 「 TWO DAYS THE PIANO U」 | |||||
【8月22日の聴きどころ】 |
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| 1) 10:00-11:00 | 昨年の海老彰子に続く〈ショパン讚〉には、
現在世界の20代ピアニストの中でトップ・クラスに
位置する河村。ドイツ暮らしが長いこともあり、彼女の音はヨーロッパの響きそのものである。受賞歴も華々しく、ヴィオッティ、ゲーザ・アンダ、ミュ
ンヘンの各国際コンクールで優勝もしくは入賞を果たし、昨年もハスキル・コンクールで第1位に輝い
た。聴く度に演奏内容をどんどんと深化させてゆく
彼女は、まさに溢れる才能の塊である。2004年に東京でデビューして以来、徐々に日本での活動を拡げてきているのも嬉しい。
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![]() 河村尚子(ピアノ) |
【曲目】
ショパン: 華麗な変奏曲 op. 12 華麗なるワルツ op. 34-1 2つの夜想曲〜嬰ハ短調 op. 27-1、変ニ長調 op. 27-2 舟歌 op. 60 アンダンテ・スピアナートと華麗なるグランド・ポロネーズ op. 22 |
ロシア国民楽派ムソルグスキーのあの傑作を、
ホロヴィッツのアレンジで
1982年日本、85年ブゾーニ、さらに87年エリーザ
ベトのすべてのコンクールで上位入賞を果たした若林は、ごまかしのない高度に安定した技巧と豊かな音楽性によって、多くの音楽家の信頼を集めている。
彼が採り上げるのは、超有名な「展覧会の絵」。しかし、ちょっとひと捻りして、名手ホロヴィッツが
手を加えたヴァージョンで演奏される。旋律はその
ままに、和声を追加して重厚さを増したこのアレン
ジを弾きこなせるのは、若林のような真のヴィルトゥオーソのみである。
![]() 若林顕(ピアノ) |
【曲目】
ラフマニノフ:コレッリの主題による変奏曲 ムソルグスキー(ホロヴィッツ編):展覧会の絵 |
フランス近現代(19世紀後半〜20世紀)
ピアノ作品のエッセンス
フランスで学び、同時代作品演奏の権威であるアンサンブル・アンテルコンタンポランのメンバーでも
あった野平は、今最も活躍するコンポーザー=ピア
ニスト。各種作曲・演奏から教育まで、にわかには
信じ難い仕事量を高い質でこなし続けている天才である。その野平がフォーレやプーランクの香と洗練
を表現するというだけでも興味は尽きないが、中でも「共感覚」という音と色がリンクする感覚を持っていたメシアンによる作品で、野平がピアノからどれほどの色彩を聴かせてくれるかが楽しみだ。
![]() 野平一郎(ピアノ) |
【曲目】
フォーレ:舟歌第3番 変ト長調 op.42、夜想曲第1番 変ホ短調 op. 33-1 プーランク:クロード・ジェルヴェーズによるフランス組曲 メシアン:前奏曲集より 1. 鳩 2. 悲しい風景の中の恍惚の歌 5. 夢の中のかすかな音 6. 苦悶の鐘と告別の涙8. 風の中の反映 メシアン:4つのリズムの練習曲より 音価と強度のモード |
20世紀を聴く〜幕開けのレーガー(1904)から
幕引きの野平(1998)まで
昨年に引き続いて登場のパヴリック。ドイツ出身の彼は、16歳でユーロヴィジョンのコンクールで第1位を獲得し、キャリアを開始。以降、彼のために野
平が書いたピアノ協奏曲を初演するなど、その活躍はまさに破竹の勢いである。得意とする20世紀作品の中から、バロック音楽の大家バッハを変奏したレーガー作品(彼にはレーガー作品を集めたCDも
ある)や、初めて完全な12音技法を用い音楽史の流れを変えたシェーンベルクの小曲集、さらに武満や親しい野平らの作品も演奏される。
![]() マルクス・パヴリック(ピアノ) |
【曲目】
シェーンベルク:5つのピアノ曲 op. 23 武満徹:閉じた眼 I 野平一郎:間奏曲 II " In memoriam T " レーガー:バッハの主題による変奏曲とフーガ |
伊藤 恵 河村尚子 若林 顕 菊池洋子
野平一郎 マルクス・パヴリック
「鍵盤で聴く音楽史」と音楽祭全体を
締め括るのは、やはり今年もこれ。
2日間にわたった「鍵盤音楽史」の出演者が様々な
組み合わせで登場し、世界の名作を次々に演奏。連
弾なんて当たり前。4台のピアノを8人で弾いたりも
するのだから、お祭り気分はヒート・アップ間違い
なし。もちろん演奏は完璧だが、「この人があんな
曲を!?」というような驚きや、「ずーっと聴きたい
と思っていた組み合わせが実現した!!」という歓
びがどの曲にも付いてくる。客席とステージが一緒
になって盛り上がるのは、まさにフェスティヴァル
ならではの醍醐味!
※都合により、出演者、曲目などを変更させていただく場合がございます。なにとぞご了承ください。
※全てのコンサートは、3歳以上のお子さまもご入場いただけます。但し、他のお客様のご迷惑になりませんよう、心くばりをお願い致します。















